ホップ成分は“上原浩治ばり” 1年で球速14キロアップ右腕の質へのこだわり

ホップ成分は“上原浩治ばり” 1年で球速14キロアップ右腕の質へのこだわり
2022年3月5日 No Comments 球速アップ・球質改善

ホップする直球で勝負する 球速と球質の両立にこだわり

ストレートで空振りを取りたい。その強い思いを1年越しに叶えた田中太晟投手。
昨年3月に114km/hだった球速は14km/hもアップし、ホップしたように感じるノビのあるストレートを習得した。

元々ノビのあるストレートを投げていたが、球速やボールの勢いがなく、直球に怖さを感じなかった。コントロールも良かったため、ストライク率が高く、踏み込まれて打たれるケースが目立った。
しかし、問題は驚くほど簡単に解決した。体の力が全体的に弱かったのだ。

ノビはあるがなかなか空振りが奪えなかった頃の114km/h直球

それからというもの、体幹強化はもちろんのこと指先やスナップの力、下半身の筋力を日々鍛えあげ、球速は1年で128km/hに到達した(球場計測で最速130km/h)。所属する都筑中央ボーイズでも、エース右腕まで上り詰めた。

同時にストレートの質にもこだわり、リリースの感覚を磨き上げた。その結果、回転数は最大で2,119回転、最大ホップ成分は56.0cmとなった。このホップ成分は、元メジャーリーガーの上原浩治氏にも匹敵する数字である。

2022年3月に計測した球速128km/hのストレート

ストレートを活かす緩急となる変化球も習得し、次のステージとなる北照高校への準備は万端だ。
しかし、田中投手は中学卒業後も毎日グラウンドで1人黙々と練習に励んでいる。「まだまだこれから。甲子園に出て、プロに行くにはもっと力が必要」と貪欲な姿勢も垣間見えた。

志の高い若き球児の活躍を今後も応援したい。

※ラプソード計測及び投球指導については、こちらをご確認ください。

田中太晟投手の実際の投球
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